たにざき
春琴抄を読みました。
http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2006/04/post_ce4e.html
うん、俺もそう思った。
それはさておき『天鼓の如き名鳥の囀るを聞けば、居ながらにして幽邃閑寂なる山峡の風趣を偲び、
渓流の響きの潺湲たるも尾の上の桜のアイタイたるも悉く心眼心耳に浮かび来り
花も霞もその声の裡に備はりて身は紅塵万丈の都門にあるを忘るべし、是れ技巧
を持って天然の風景とその得を争うもの也音曲の秘訣もここに在り』
美しい文章だなぁ。